私たちは、ふるさと石川の風景や出来事を映像で記録し、音楽と共に番組として仕立て、人の心の中に感動を呼び起こし、県民生活に豊かさと潤いを与える映像制作を生業としてきました。

今年7月には地上波デジタル放送に完全移行されます。また、インターネットのブロードバンド化も益々進むなど、石川県での映像制作の役割もコレまで以上に期待され高まりを見せています。そして、映像制作も、情報・通信の高度化と共にコンテンツ制作という業態に変わりだしています。

2004年11月に、地域の映像団体の全国大会である「全映協フォーラム2004・金沢大会」を主管し、全国の映像製作会社や地元関連企業から多くの参加を得て、成功裡に大会を終えました。そして、大会準備や運営を通じて大きな連帯感を得ることが出来、以前より懸案であった、単独事業も出来る協同組合の設立を図るよう協議して来ました。

石川県で映像コンテンツ制作を産業として根ざし、多様な映像コンテンツ事業を創出するために協同組合を設立し、全国もしくは世界規模でのコンテンツ制作と流通をはかり、石川県がコンテンツ制作の産地になることを目指して、石川県映像制作協同組合を設立するものであります。